店舗
- 電話 (075)712-8001
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- 【定休日】日曜日
- 京都市左京区下鴨東塚本町58
(北大路通高木町交差点東北角2軒目
セブンイレブン向い)
歴代著名書家・画家
中国絵画の鑑賞、いわゆる見方についてということで、私の頭にうかぶのは、1981年昭和56年泉屋博古館刊行の小冊子の中に書かれた東京大学の中国絵画史学者の鈴木敬先生の随想風に綴られた以下の文です。
「時代流派にかかわらず、何よりも描かれたものがより実物に近くみえるものがうまい絵であります。山は山らしく樹は樹らしく。鑑賞者は絵画そのものにいい絵だと感じよく描けていると感ずれば良いんです。」
私の事として中国の絵画をみる機会にこの文章を思い出すので、余談と思いつつ書きました。
茶器 茶注(急須) 茶葉壺 茶量(仙媒) 茶托子 涼炉
筆 硯 墨 印材 玉器
45年前の昭和55年1980年にこの業界に足を踏み入れて以来、京都市内及び近郊他府県の多くのお客様に御縁をいただき数多くの古道具と古美術道具をお譲りいただきました。
それらの品物をおもに京都の古物市場(競売オークション会場)で売却し換金してきました。
その私が参加しています古物市場に中国人の同業の方が参加されるようになったのは2004年平成16年の頃で、今から20年前の事でした。当時は2名か3名の人達でした。
その方達は、古物市場に集められた諸道具の中から自国中国の書画骨董品を物色されて買い取られていました。
その当時以来、20年へた現在私の参加しています古物市場に限らず日本国内の古物市場には多くの中国人同業者の方達が参加されています。
また日本国内の主要都市では中国オークションという名目で中国書画骨董品に限られた古物市場が開催され多くの中国の同業者の方達が参加されています。
そこでは日本の骨董業者により日本の国内から集められた中国の書画骨董品が、多くの中国人同業者たちの注目を集め彼らによって物色され、きそって買い取られています。
ここ20年の年月のあいだにです。
現在日本国内に在る優れた中国の書画、骨董品は彼らの求めるものであり、今後これからも注目されつづけていきます。